「ラジオで北陸道の上り渋滞と聞いたけど、どっちのこと?」
「距離表示(キロポスト)の数字が増えているから、こっちは下り?」
北陸自動車道は、距離表示と進行方向の感覚が逆転する特殊な路線のため、非常に混乱しやすい道路です。
まずは結論からお伝えします。現在地や目的地の方向を以下の表で確認してください。
【結論】一発でわかる!北陸道の上り・下り早見表
現在向かっている方面、または案内標識に出ている地名を確認してください。
| 方向(呼び方) | 方面(主要都市) | つながる地域・イメージ |
|---|---|---|
| 上り(のぼり) | 米原・福井・金沢 方面 | 大阪・京都・名古屋へ向かう |
| 下り(くだり) | 新潟・富山 方面 | 東北・関越道(東京)へ向かう |
覚えておくポイント
- 関西・中京圏(名神高速)へ帰る・向かうなら「上り」
- 日本海側を北上して新潟・東北方面へ向かうなら「下り」
なぜ混乱する?北陸道だけの「キロポスト(距離表示)」の罠
「上り方面に進んでいるはずなのに、道端の数字(キロポスト)が増えていく…道、間違ってる?」と不安になったことはありませんか?
実は、北陸道には他とは違う大きな特徴があります。
普通の高速道路とは「逆」になっている
通常、高速道路の「上り(東京方面)」は、進むほどキロポストの数字が小さく(0に近く)なります。しかし、北陸道はその逆です。
- 北陸道の上り(米原方面): 進めば進むほど、数字が「大きく」なります。
- 北陸道の下り(新潟方面): 進めば進むほど、数字が「小さく」なります。
これは、法律上の起点が「新潟」で、終点が「米原」と定められているためです。しかし、実質的な交通の流れ(東京・大阪へ向かう感覚)に合わせて「米原方面=上り」と呼んでいるため、このようなねじれ現象が起きています。
重要: 北陸道では「数字が増えているから下りだ」という常識は通用しません。数字ではなく「地名」で判断してください。
主要JCT・インターチェンジでの方向確認
分岐点(ジャンクション)付近での看板地名で、再度確認しましょう。
米原JCT方面(上り)
こちらは「上り」です。
- 接続: 名神高速道路へ合流します。
- 目印: 標識に「京都」「大阪」「名古屋」という地名が出てきたら、あなたは上り車線を走っています。
新潟中央JCT方面(下り)
こちらは「下り」です。
- 接続: 関越自動車道や磐越自動車道へ接続します。
- 目印: 標識に「長岡」「新潟」「会津若松」などの地名が見えたら、あなたは下り車線を走っています。
上り・下りでここが違う!SA・PAの利用ポイント
どちらに進むかによって、景色や施設にも違いがあります。
- 景色の違い(海側):
日本海沿いを走る際、一般的に「下り線(新潟方面)」のほうが、走行車線の左側に海が広がるため、海を近くに感じやすい区間が多いです(親不知海岸周辺など)。 - 施設の注意点: サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)によっては、上り線と下り線で施設の規模が異なったり、片側にしか特定のコンビニやショップがない場合があります。
- 例:徳光PA(石川県)は、ハイウェイオアシスとして有名ですが、上下線どちらからでも利用可能です(歩いて行き来も可能)。
まとめ
渋滞情報や通行止め情報を確認する際は、以下を基準に判断してください。
- 米原(大阪・名古屋)方面 = 上り
- 新潟(富山・長岡)方面 = 下り
北陸道は冬場の雪や、大型連休の渋滞が発生しやすい路線です。キロポストの数字に惑わされず、「どの都市に向かっているか」で落ち着いて判断しましょう。