有楽家と町田商店の違い|家族連れなら有楽家、ガッツリなら町田!チャーハンと席で比較

「赤い看板に、黒い筆文字の店名」。ロードサイドでよく見かけるこの2つの家系ラーメン店、「横浜家系ラーメン 有楽家」と「横浜家系ラーメン 町田商店」。

パッと見はそっくりで、「どっちも同じチェーン店じゃないの?」「違いがわからない」と思ったことはありませんか?

実はこの2つ、運営会社も味のコンセプトも全くの別物です。

結論から言うと、ファミリーでゆったり食事なら「有楽家」、活気ある雰囲気でガッツリ体験なら「町田商店」がおすすめ。

この記事では、両店の決定的な違いを「味・メニュー・雰囲気」の観点から徹底比較し、今日のあなたの気分にぴったりなお店がどちらなのかを解説します。

結論:有楽家は「ファミリー向け」、町田商店は「エンタメ重視」

まずは、両店の違いが一目でわかる比較表をご覧ください。どちらもいわゆる「資本系(大手企業運営)」の家系ラーメンですが、ターゲット層が異なります。

【有楽家と町田商店の比較まとめ】

特徴有楽家 (Yurakuya)町田商店 (Machida Shoten)
お店の雰囲気ファミレス寄り
広めのボックス席が多く、落ち着いて食べられる。
お祭り・居酒屋寄り
「いらっしゃいませ!」の掛け声が大きく活気がある。
味の特徴マイルド&クリーミー
豚骨のクセが少なく、子供や女性でも食べやすい。
パンチ&濃厚
塩分強めの醤油感。「完まく」したくなる中毒性。
強みサイドメニューが旨い
運営元が中華チェーンのため、チャーハンや餃子が本格的。
完まくシステム
スープを飲み干すとスタンプが貯まるアプリ特典が強力。
運営会社JBイレブン(一刻魁堂などを運営)ギフトHD(家系ラーメン最大手)

つまり、「食事としての完成度(サイドメニュー含む)」を重視する有楽家に対し、「ラーメン体験とエンタメ」を重視する町田商店、という住み分けがされています。

味・メニューの違い:サイドメニューのクオリティに差あり

「どっちが美味しいの?」という疑問に対しては、ラーメン単体だけでなく、サイドメニューを含めた「食事全体」で見ると違いがはっきりします。

スープと麺の方向性

  • 有楽家:
    醤油の主張よりも豚骨のクリーミーさが際立ちます。家系特有の獣臭さがほとんどなく、非常にマイルド。誰が食べても「美味しい」と感じられる、優等生的な味付けです。
  • 町田商店:
    「完まく(スープを最後の一滴まで飲み干すこと)」を意識しており、塩分と旨味がガツンとくるパンチのある味です。麺は自社系列工場のものを使用しており、短めで啜りやすいのが特徴です。

決定的な違いは「チャーハンと餃子」

ここが最大の差別化ポイントです。

  • 有楽家の強み:
    有楽家の運営母体は、中華ファミリーレストラン「一刻魁堂」などを手がける企業です。そのため、中華鍋を振るノウハウがあり、チャーハンや餃子のレベルが非常に高いです。「ラーメンセット」としての満足度は、有楽家が一歩リードしています。
  • 町田商店のスタンス:
    あくまでラーメンが主役です。サイドメニューはシンプルで、ラーメンの引き立て役という位置づけです。

雰囲気・サービスの違い:静かに食べるか、活気を楽しむか

誰と行くか(一人か、家族か)によって、おすすめのお店が変わります。

店内の雰囲気と接客スタイル

  • 有楽家(落ち着き):
    店内は通路が広く、ファミレスのようなボックス席が充実しています。比較的静かな環境で食事ができるため、小さなお子様連れのファミリーや、女性グループでも入りやすいのが特徴です。
  • 町田商店(活気):
    入店した瞬間の「いらっしゃいませー!!」という大きな掛け声が名物です。お祭りのような活気(良い意味での騒がしさ)があり、アミューズメント感があります。静かに食べたい時には向きませんが、元気をもらいたい時には最高です。

お得な特典システム(アプリ・クーポン)

  • 有楽家:
    主にLINEクーポンなどを活用しており、シンプルに「餃子無料」「トッピングサービス」などの恩恵が受けられます。
  • 町田商店:
    公式アプリの「完まくスタンプ」が強力です。スープを飲み干してスタンプを10個貯めるとラーメンが1杯無料になるほか、1年間トッピング無料になる「ゴールドカード」など、ゲーム感覚で通いたくなる仕掛けがあります。

運営元の違い:なぜここまでコンセプトが違うのか?

なぜ似たような看板なのに中身が違うのでしょうか?それは「出自」の違いに理由があります。

  • 有楽家(株式会社JBイレブン):
    愛知県を拠点に「一刻魁堂」などの飲食店を展開する企業です。「中華レストラン」の運営ノウハウがあるため、店作りが「食事処」として設計されており、サイドメニューや居心地の良さに強みがあります。
  • 町田商店(株式会社ギフトホールディングス):
    家系ラーメンを世界に広めることを目指す、東京発の企業です。ラーメンの味と「体験(エンタメ)」を重視して設計されているため、接客スタイルやアプリ戦略に特徴があります。

【タイプ別】今日はどっちに行くべき?おすすめの使い分け

最後に、今のあなたの気分やシチュエーションに合わせて、どちらに行くべきか提案します。

「有楽家」がおすすめな人

  • 家族連れ、小さな子供がいる人(広いボックス席でゆっくりしたい)。
  • ラーメンと一緒に、本格的なチャーハンもガッツリ食べたい人
  • ✅ あまり騒がしいのは苦手で、落ち着いて食事を済ませたい人。

「町田商店」がおすすめな人

  • 店員さんの元気な接客でエネルギーをもらいたい人
  • ✅ 濃厚でパンチのあるスープを欲している人(塩分チャージしたい!)。
  • ✅ アプリでスタンプを貯めて、常連特典(トッピング無料パスなど)を狙いたい人。

まとめ

見た目はよく似ている「有楽家」と「町田商店」ですが、中身は「ファミレス型家系(有楽家)」「エンタメ型家系(町田商店)」という明確な違いがあります。

どちらも美味しいラーメン店であることに変わりはありません。ぜひ、その日のメンバーや気分に合わせて使い分けてみてください。